年末年始のお休みを利用して、4泊5日で韓国旅行。
今回はソウルを起点に、慶尚北道聞慶(ムンギョン)に足を伸ばす計画だ。
聞慶には日本人女性・金子文子のお墓がある。
金子文子は1923年関東大震災の年、天皇暗殺を企てたという冤罪により死刑判決を受け(後に無期懲役に減刑)、獄中で自殺をしたとされている。
彼女は無政府主義者、アナキストとして知られているけれど、その主張を読むとジェンダー(という言葉は彼女は知らないだろうけれど)に激しく抗った人でもある。
公私ともに彼女のパートナーであった活動家の朴烈(パクヨル)が聞慶の出身で、文子自身の希望により、遺骨は聞慶に埋葬された。現在は朴烈記念館の敷地内で、大切にされているという。
これはちょっと、行ってみなくては・・・ということで、予定を組んでみた次第。
10月に中国・西安に行った際は飛行機の乗り換えがあったりして大変だったけれど、今回は韓国だから乗り換えなしのラックラク。
ただし、出発が12月29日の帰りが1月2日、正月休みど真ん中なので早めの行動を心がけるがよかろう・・・ということで、行きも帰りも3時間前には空港へ。
行きは福岡空港を12時50分発、仁川国際空港に14時25分着。
搭乗カウンターが長蛇の列でかなり待たされたけれど、待たされたのはそこだけ。手荷物検査や出国手続きは、たまたまタイミングがよかっただけかも知れないけれど、全然待たされることなくスイスイ進めた。
飛行機も出発は少々遅れたものの、きちんと定刻に仁川に到着。
そこから空港鉄道と地下鉄を乗り継いで、17時すぎには無事ソウルのホテルにチェックインできたのでした。